統合医療とは 「医療モデル」と「社会モデル」 世界における統合医療 統合医療関連サイト 統合医療用語 新型コロナウイルス関連 統合医療モデル関連 統合医療データベース
理事長挨拶 役員一覧 各種委員会 学術研究部会 賛助会員 定款・各種規約・報告書など 支部について 選挙について
認定制度規則 認定研修・試験 認定申請について 認定施設申請について 認定制度資格所持者一覧 認定施設一覧 健康食品認定・健康機器認定
お知らせ一覧 日本統合医療学会からのお知らせ 学会・シンポジウム ニュースレター
日本統合医療学会からのご案内 スケジュール 学会誌ご紹介 入会について お問い合わせ

日本統合医療学会ホーム 日本統合医療学会からのご案内 座長メッセージ:食事、ビタミン、サプリメント

日本統合医療学会からのご案内

座長メッセージ:食事、ビタミン、サプリメント

「食事、ビタミン、サプリメント」 渡邊昌

食事とがん発生や予防には密接な関係が見られる。発がん物質を避け、がん予防物質を多く摂ればがんを予防できることになる。疫学的には3分の1くらいのがんは予防できると考えられ、日本のがん罹患数が70万人とすると20万人以上は予防できることになる。

野菜・果物などの機能性食品因子、フィトケミカルが抗酸化能やホルモン様作用によってがん予防効果を発揮する。渡邊氏はそれを機能栄養学の立場から総括し、古くからの薬膳との関係について報告する。

現在は食薬区分が厳格でいかなる効能も食品とされるものには記載することが許されていない。機能食品には「機能食品抽出物」「機能食品精製物」を含めることができ、ポジテイブリストのようにできればサプリメント開発に利用しやすくなるであろう。フィトケミカルは何千種類もあり、どれが生体の役にたち、どれが悪い作用をするのかまだ研究は緒についた段階である。がん患者はサプリメントに大金を投じる場合がよくあるが、本当に効果のあるサプリメントは何なのか、どのように判断するのか、ということを蒲原氏は報告する。

ビタミンCの抗酸化能はよく知られるが、それを大量に用いることによって抗がん作用も生じる臨床例が蓄積されてきている。川田氏は血液腫瘍細胞に対する高濃度ビタミンCの作用メカニズムを研究しHIF-1αのmRNA発現を発見して、下流のVEGFの発現も抑えることを発見した。これは腫瘍の新生血管の増生を抑えるものであり、食品因子の機能発現は多面的であることを示している。メカニズムがわかったサプリメントの一例としてご報告いただく。

他の座長メッセージを見る

時間
セッション名・座長
2/17(金)
13:15-16:15
先進技術による統合医療   座長:佐藤信紘・岡田昌義
メッセージを読む
2/17(金)
16:30-18:00
東アジアの補完医療  座長:酒谷薫・後藤修司
※メッセージは近日掲載予定
2/18(土)
9:15-10:45
統合医療によるがん治療のモデル   座長:帯津良一・星野惠津夫
メッセージを読む
2/18(土)
10:45-12:15
食事、ビタミン、サプリメント 座長:渡辺昌
メッセージを読む
2/18(土)
14:00-16:00
心身両面からのアプローチ  座長:阿岸鉄三・中井 吉英
メッセージを読む
2/18(土)
16:15-17:45
質の高い延命のためのケア  座長:川嶋みどり・塩田清二
メッセージを読む
2/18(土)
17:45-18:45
先進技術を用いた統合医療  座長:渥美和彦・菊地眞
メッセージを読む
開催に際して開催概要申込(事前登録)についてプログラム詳細
このページのトップへ