第23回日本統合医療学会

テーマ: — 敬天愛人 — 霊性を育み、自然治癒力、自己成長力を高める全人的ヘルスケアプロモーション

名誉大会長挨拶

第23回日本統合医療学会学術鹿児島大会開催に当たり

  • 日本統合医療学会 理事長 伊藤 壽記

この度、第23回日本統合医療学会学術大会が吉田紀子大会長の下、鹿児島市で開催されます。大会に先立ちまして、一言、ご挨拶させていただきます。

大会のテーマは、西郷隆盛が好んで使い、よく揮毫した言葉である「敬天愛人」です。“天をおそれ敬い、人をいつくしみ愛する、”という、まさに統合医療の根本精神に通じるものがあります。さらに、サブテーマは、霊性を育み、自然治癒力、自己成長力を高める全人的ヘルスプロモーションです。

プログラムはサブテーマにございますように、吉田大会長はキーワードとしてスピリチュアリティ(霊性)と生体が本来有する自然治癒力を賦活し予防医療に軸足を向けた全人的ヘルスプロモーション、さらには超高齢社会に即した地域包括ケアシステムの構築を挙げておられ、まさにこれからの医療を見据えた素晴らしい企画が盛りだくさんです。

また、昨年12月の上海で開催されました、第6次世界中西医結合学会での第1回日中合同シンポジウムを受けて関係者をお招きして、”免疫“をテーマとした第2回の同シンポジウムが併せて開催されます。

会員の皆様におかれましては、身近な方々を含め広くお声掛け頂きお誘いの上、鹿児島にお越し頂ければと存じます。薩摩でまっちょいもんど!