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ゲノム診断によりTM/CAMの有効性が実証される

2010年05月10日

病気は、遺伝と環境の大きな二つの要因の相互関係が原因となって生ずると考えられている。

最近、血液の中のDNA の解析、つまりゲノム診断により、がんの予防あるいは、進行がんの治療などの対策が検討される可能性が生じてきた。

  1. がんと診断された患者は健康人に比して、がん遺伝子の種類が多く、各因子の量的数値が高い。
  2. 乳がん、胃がんのがん別手術後のがん関連遺伝子が細胞免疫療法あるいは高濃度ビタミンC 療法により減少し、がんの再発及び転移の可能性が減少したこの臨床成績は、ある種のTM/CAM の療法が、がんの発生の抑止に有効であるということを示唆している。
  3. 数日前、マスメディアに対して、ゲノム診断についての報告会が行われ、大きい関心がもたれた現在、健康食品あるいは特殊ながん治療法などの有効性に対しての検討の問い合わせが殺到している。

以上のことの背景の中で、ゲノム診断の臨床応用に対する“ゲノム臨床医療研究会”(ホームページ参照)が本年3 月発足し、東京で第1回大会が行われた。

第2回大会が5 月23 日、東京大学鉄門記念講堂で行われる(事務局:一般社団法人日本統合医療学会 南青山事務局)同大会では、TM/CAM の有効性の実証のための画期的な方法が提案され、臨床例が報告され、さらに、将来の広い医療への応用が検討される。

統合医療の会員各位に参加をのぞむ次第である。

平成22 年5 月10 日
一般社団法人日本統合医療学会
理事長 渥美和彦

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