伝統医学や相補・代替医療の有効性や安全性を解明するために、先端科学技術のゲノムや再生医療、あるいはナノテクノロジーや情報技術などによる橋渡しが必要となります。精神と身体の深いつながりも、先端科学技術によって有効性が証明されることでしょう。
西洋ではギリシャ時代の医学から既に認められ、東洋でも「心身一如」という言葉にみられるように、精神と身体との関係はきわめて緊密であるとの認識があります。
科学技術文明の英知である近代西洋医学と、長い歴史を経て地域の伝統・文化を背景とした伝統医学や相補・代替医療。これらを体系化することにより、次世代医療を創造することが統合医療学会の使命なのです。
世界でも日本でも統合医療の体系化は未だ途上にあります。これを学問的に作り上げていくことが日本統合医療学会の任務であると考えています。